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細川英雄 アクティブ・ウィーク
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こんにちは、細川英雄です。
日本語教育と国語教育を結び、第三の言語文化教育をめざす、学習者主体の言語教育理論を展開するとともに、その実践活動の場としての言語学習環境およびその設計について考えています。
従来の言語教育に飽き足りない方、日本語小論文や文章表現あるいはライティングサポートなど、各種ご相談に応じます。日本語教師志望のための研究計画書デザインについても用意があります。ふるってアクセスしてください。

「言語文化教育研究所」
http://www.gbki.org/
ひととことば、文化と教育を考える研究室
http://www.f.waseda.jp/hosokawa/
もあわせてよろしく。

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研究計画書とは何か

2011/12/12 17:45
仕事柄,研究計画書についての問い合わせを受けることが多い。
研究計画書についての基本的な考え方については,拙著をご参照いただきたい
が,最近,入学後の院生たちと話をしていて,いろいろと感じるところもある。
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●参考図書:細川英雄『研究計画書デザイン』(東京図書)
      amazon.co.jpにジャンプ:http://gbki.org/design.html
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たとえば,研究計画というのは,大体,志望動機とセットになっていると考え
たほうがいいように思う。そこで,この関係を順序立てて考えてみると,次の
ようになる。

1.なぜあなたは日本語教育の中でこのテーマに興味を持ったのか,日本語教
  育へのきっかけからテーマの思いつきまでの経緯を具体的に書いてみよう。
2.その上で,なぜあなたは日本語教育の研究対象としてこのテーマに取り組
  もうとするのかを書いてみよう。
3.あなたのテーマを具体的に書いてみよう。
4.あなたのテーマが,日本語教育の中にどのように位置づけられるかを書い
  てみよう。

このようなことを志望動機と併せて,しっかりと記述すれば,研究計画書とし
ては,先の見えるものになるだろう。

研究計画書というと,具体的な研究計画や方法を見える形で書くものだという
イメージが強く,最終的な研究のかたちを示すことだと思いこまれている節が
あるが,実際はそうではない。むしろ,今までの自分のやってきたことと将来
をどのようにつなげるかということが一本の線になって見えるということが大
切だ。
だから,あえて言うと,具体的なテーマのかたちはまだ見えなくてもいい。
そうすると,〈3.あなたのテーマを具体的に書いてみよう。〉は,不要かも
しれない。具体的なテーマのかたちを志向するばかりに,もっと大切な,研究
と自分とのつながりや,研究そのもののあり方への視点が失われてしまうこと
が残念だからだ。

それぞれの研究によって,自分のめざしているものが,光のようにたち現れる
もの,それが研究計画書ではないか,と最近は考えはじめている。
こうしたことについて,自由に話し合える場所がほしい。自分ひとりに閉じこ
もって考え書きつづけるのではなく,自分の考えを聞いてくれる仲間と問題を
共有しながら,自分の将来のテーマについて検討してほしい。大切なのは,孤
立しない環境を自分でつくっていくことだ。
そのための,一つの方策として,近いうちに,「わたしはどのような教育実践
をめざすのか」というインターネットによる議論の場の立ち上げを検討したい
と考えている。

━【参加者募集:12月19日】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
東洋英和女子大学大学院公開講座「私の研究法・勉強法,公開します」
細川英雄「研究を計画するということ―テーマの発見と研究の道筋」
http://www.toyoeiwa.ac.jp/daigakuin/event/news/news_50.html
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●日時:12月19日(月)18:30−20:00
●場所:東洋英和女学院大学(港区六本木)大学院本部・大学院棟
※当日の授業開始前に大学院事務室(本部・大学院棟3階)で申し込みをして
ください(聴講は無料,事前申し込みは不要ですが,予定が変更されることが
あります。大学院事務室にお問い合わせの上お越しください)。
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何のために研究計画書は書くのか。それは研究をする上でどんな意味があるの
か。このことを考えることは,研究とは何か,研究を計画するとは何かという
課題でもあります。
ここでは,研究の概念をもう一度問い直し,その上で,それを計画するという
こと,また,その際に考えなければならないことについて,自分の経験を踏ま
えながらお話しするつもりです。
研究計画書が書けない,あるいはテーマが見つからないという方,ぜひおいで
ください。
ここしばらく研究計画書を書くということについて考えてきた成果をもとに,
有意義な議論の場をつくりたいと思っています。          (ほ)
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